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  いぼ(ウイルス性疣贅)
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詳細説明 いぼ(ウイルス性疣贅)のポイント
●いぼ(ウイルス性疣贅)はどんな病気か
いぼは、ヒト乳頭腫(にゅうとうしゅ)ウイルスが皮膚に感染してできる乳頭腫で、ウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれる病気です。 小児で足の裏の魚の目、たこといって受診する方の大部分が尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)です。指の背、足の裏に良くできます。

●いぼ(ウイルス性疣贅)の原因は?
ヒト乳頭腫ウイルスは、指のささくれや足底などの小さな傷口から感染します。表皮の一番深い層にある基底細胞に感染すると、細胞が増殖していぼをつくります。 皮膚は表面の方から順番に、表皮、真皮および皮下組織と呼ばれる3つの層からできています。表皮は角化細胞とよばれる細胞が何層にも重なってできているのですが、その一番外側にあるのが角質層です。深くなるに従って顆粒層、有棘層と名前を変え、一番深い層が基底層です。皮膚はこのように何層にもなって、免疫の働きなどとも力を合わせて、私達を外界の有害刺激やウイルスや細菌感染などから守っています。  イボのウイルスも正常の健康な皮膚には感染できない(と考えられている)のですが、小さな傷などがあるとそこから皮膚に入り込んで、基底層にある細胞(基底細胞と呼ばれます)に感染してイボをつくると考えられています。感染を受けた基底細胞は細胞分裂が活発になり、まわりの正常細胞を押しのけて増え続けます。もっとも、理由はまだよく分かっていませんが、ある程度の大きさ以上にはなれないみたいです。こうしてできた感染細胞の塊が、私たちが日常見ているイボの正体です。外陰部や口など皮膚に連続する粘膜も皮膚と似たような構造をしていますので、同じようにしてイボができます。外陰部のイボは、特に尖圭コンジローマと呼ばれ、先にも書きましたように性感染症として扱われます。  このように、イボができるためには小さな傷を通してウイルス(HPV)が皮膚や粘膜に入り込み基底細胞に到達する必要があります。外傷を受けることの多い手足や外陰部に、あるいはアトピー性皮膚炎の子供たちなどの特に引っ掻くことの多い肘・膝窩にイボができ易いのはこのためです  ウイルスの種類の違いで好発する部位や皮膚症状が異なります。手足に好発する尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)、性行為で伝染する陰部の尖圭(せんけい)コンジローム、若年者の顔面に出やすい青年性扁平(へんぺい)疣贅などがありますが、小児には尋常性疣贅が最も普通にみられます。 ミズイボ(専門用語では伝染性軟属腫)や中年イボ(専門用語ではスキンタッグ)や年寄りイボ(老人性疣贅あるいは脂漏性角化症)を初めとする多くの皮膚病があります。中には悪性腫瘍のこともありますのできちんと専門医への診察をおすすめします。

●いぼ(ウイルス性疣贅の種類)
HPVを主に皮膚に感染する皮膚型と外陰部や膣や子宮頸部などに感染し易い粘膜型に、癌を起す能力の違いから良性型と悪性型に大まかに分けたりもします。普通のイボをつくるHPVは、もちろん良性型に入ります。  このように、HPVの型の違いによって色々なイボができますが、そのうち代表的なものを挙げておきますと、最も普通に見られるのが、Q1で見たような子供の手足にできるイボで、尋常性疣贅です。顔にできる指状疣贅(しじょうゆうぜい)や足の裏にできる足底疣贅(そくていゆうぜい)も、見た目は違いますが尋常性疣贅の仲間です。尋常性疣贅以外では、顔や腕にできることの多い扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)や外陰部にできる尖圭コンジローマやボーエン様丘疹症などがあります。  ちなみに、尋常性疣贅がHPV2型や57型など、扁平疣贅が3型や10型など、尖圭コンジローマが6型や11型など、ボーエン様丘疹症がHPV16型などを主な原因とすることが分かっています。HPV16型は、子宮癌の原因として注目されている型でもあります。

●いぼはうつるの?
正常の皮膚の人にはうつりにくいです。ただひげそりの後など小さな傷ができた後、アトピー性皮膚炎の人、病気にかかっているときなど免疫力が落ちている場合にはうつることがあります。 陰部にできる尖圭コンジローマ、ボーエン様丘疹症などは性感染症として、とくに摩擦部にできるものなのでうつる病気と考えた方が良いでしょう。子宮癌もボーエン様丘疹症とウイルスの型がちかいので性パートナーも含め予防と治療が必要です。

●いぼは癌化するんですか?
普通のイボは全く違う型のHPVが原因ですので普通のイボが癌になるとは、基本的にはありません。  ただし一般の方が「イボ」と呼ばれる皮膚病には色々な種類の皮膚腫瘍が含まれています。時には悪性腫瘍のことがないとは言えません。自己診断せずに、必ず皮膚科専門医の診断を受けることが大切です。

●いぼの(ウイルス性疣贅)の治療は
いぼを取り除くには、液体窒素(ちっそ)による冷凍凝固療法が一般的です。液体窒素で凍らせた綿棒を数秒間いぼに接触させて凍らせます。一度で治らない場合は1〜2週間ごとに続ける必要があります。  そのほかにレーザーや電気メスでいぼを焼く(電気焼灼法)方法、グルタルアルデヒド塗布法、接触免疫療法、ハトムギエキスやヨクイニンの内服なども行われることがあります。 いぼ(ウイルス性疣贅)の治療は患者さんごとに効きが千差万別でかつ一度で直らない、再発しやすいものです。医師と患者さん二人三脚で根気よく治療することが大切です。外陰部のイボである尖圭コンジローマに対してのみ、イミキモド(ベセルナクリーム)と言うお薬が使えるようになり、その効果が期待されています。ぬり薬として使用しますが、局所の免疫を調節することにより抗ウイルス効果や抗腫瘍効果を発揮すると考えられています。
★☆ いぼ(ウイルス性疣贅)
いぼ(ウイルス性疣贅)診断と治療のポイントを説明します
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