江副クリニック 筑紫郡那珂川町 内科(消化器科・呼吸器科・循環器科) 小児科 眼科 の『江副クリニック』  http://www.ezoe-cl.jp/  

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 白血球 白血球分画(白血球の種類)
詳細説明 白血球 白血球分画(白血球の種類の検査
白血球は体の感染や炎症をあらわします ●白血球数の異常とは
血液中の白血球数を見る検査です。白血球は、身体の組織に侵入した細菌や異物を取り込み、消化・分解したり、 免疫の働きをしています。つまり白血球が増加したり、減少したりするということは、身体のどこかに細菌などが入り込んだり、 炎症を起こしたりしていることを示しています。基準値としては1万をこえたら増えている、3500をしたまわると減っているとかんがえるといいでしょう。

●白血球数が増えているとき 減っているとき
基準値を超えた場合には偏桃炎、肺炎、急性中垂炎などの急性感染症、白血病などの血液疾患が考えられます。 特に恐ろしいのが白血病で、白血球数が10万個以上になることも珍しくありません。  逆に数値が低い場合には、膠原病、再生不良性貧血、悪性貧血、敗血症やウイルス感染などが考えられます。 ただインフルエンザのようなウイルス感染でも肺炎などの細菌感染を合併すると上昇することがあります。

詳しく知りたい方に

●白血球数異常のメカニズム
白血球増加の原因は?
@造血器腫瘍性疾患
 急性ならびに慢性白血病、骨髄増殖性疾患により白血球が増加します。
A反応性の増加
 感染症やその他炎症に伴う急性期反応の1つに造血因子がつくられます。これにに反応して、造血亢進と白血球 プールから流血中への白血球の動員が起き、白血球数の増加します。
B造血因子の増加
 胎盤で造血因子が産生され妊娠性の白血球増加が起き、また、ある種の肺癌などで造血因子産生腫瘍があると 白血球増加がおきます。

白血球減少の原因は?
@造血幹細胞の異常
 再生不良性貧血、骨髄異形成症候群で造血幹細胞(白血球・赤血球・血小板のもとになる細胞 )に異常があり、白血球造血が低下する.
A白血球の材料の不足
 悪性貧血などでは、造血に必要なビタミンの不足により、造血の低下、無効造血(不良品の白血球が作られる)が起きます。 B破壊の亢進
 脾機能亢進、抗白血球抗体の存在などの病態がある場合、また化学療法剤、放射線照射などなどにより白血球寿命が短縮し、白血球の減少します.
C腫瘍性疾患
 白血病、固形腫瘍の骨髄転移などで、造血幹細胞への障害され正常造血が抑制されます。

白血球数の異常
白血球数以上の時には必ず増加、減少している白血球の種類が大切
●50000/μL以上(高度増加)
[高頻度]
白血病、重篤な感染症(粟粒結核、敗血症)、悪性腫瘍の全身散布転移
[対策]
WBCが10万/μL以上の場合は血栓症のおそれが生ずるため、減少させる手段が必要となる.白血病の場合は抗腫瘍剤の投与を開始する.その際、乳酸アシドーシス(lactic acidosis)や腎不全の発生に留意する.ときにleukopheresisにより末梢血から白血球を除去することもあるが、基礎疾患の治療をしないかぎり、効果は一過性である NOTE 骨髄増殖性疾患には、慢性骨髄性白血病、真性多血症、本態性血小板血症、骨髄線維症などが含まれる.
●10、000〜50、000/μL(軽度〜中等度増加)
[高頻度]
感染症(細菌、ウイルス)、自己免疫性疾患(リウマチ熱、膠原病など)、物理的ストレス(寒冷、出血など)、心理的ストレス、重症の代謝異常(腎・肝不全など)、薬物中毒、白血病、骨髄増殖性疾患、妊娠、ステロイド薬の影響、喫煙 
[対策]
診断を確定し、その治療を行う
●1000〜3000/μL(軽度〜中等度減少)
[高頻度]
再生不良性貧血、抗癌剤の投与、薬剤アレルギー(サルファ剤、抗菌薬、解熱剤、抗痙攣薬、抗甲状腺剤)、放射線照射、癌の骨髄転移、骨髄異形成症候群、悪性貧血、ウイルス感染症(麻疹、風疹、水痘など)
[対策]
診断を確定し、その治療を行う
●1000/μL以下(高度減少)

[高頻度]
上記(軽度〜中等度減少)と同様 
[対策]
クリーンルーム(無菌室)の適応となる.感染症に十分注意し、禁忌でなければG-CSFなどの適応となる

白血球像(分画)の異常
●白血球像異常のメカニズム
白血球のうち、骨髄系細胞(好中球、好酸球、好塩基球、単球)の造血は造血因子で制御され、これらの細胞が増加す る原因は、
@腫瘍性増殖
A造血因子の反応性あるいは異所性の産生増加による.
 リンパ系細胞は、サイトカインという物質で制御され、リンパ系細胞の増加も、
@腫瘍性、
Aサイトカイン産生の亢進によります。  一方、白血球の減少は、
@造血幹細胞の異常(こちらがほとんど)
A造血因子、サイトカインの減少に分けらます.

◎白血球像異常の詳細
 各分画の増減は、割合(%)のみならず、白血球数を乗じた絶対数でも判断することが重要.
●好中球増加 neutrophilia(60%以上、7、500/μL以上)
[高頻度・可能性]

@感染症:肺炎、敗血症、髄膜炎、脳炎、猩紅熱、扁桃腺炎、胆嚢炎、尿路感染症、虫垂炎.
A血液疾患:急性出血、急性溶血、骨髄性白血病、真性多血症、Hodgkin病.
B悪性腫瘍.C膠原病:関節リウマチ、Wegener肉芽腫症、Behcet病、動脈周囲炎、血管炎.
D神経疾患:脳出血、脳腫瘍、脳梗塞.
E内分泌代謝疾患など:Cushing症候群、糖尿病アシドーシス、痛風、ステロイド薬投与時.
F消化器疾患:肝硬変末期、膵炎.
G腎疾患:腎不全.
H中毒:ジギタリス、水銀、鉛、クロロホルム.
I異種蛋白の注射(ワクチン).
Jストレス:ショック、心筋梗塞、熱傷、骨折.
K生理的:妊娠、新生児、肉体労働、入浴


●好中球減少 neutropenia(40%以下、1、000/μL以下)
[高頻度・可能性]

@血液疾患:再生不良性貧血、悪性貧血、顆粒球減少症、骨髄腫、骨髄線維症、骨髄異形成症候群、急性白血病.
A重症感染症:粟粒結核.
Bある種の感染症:チフス、ウイルス性疾患、原虫疾患、住血吸虫症.
C肝脾疾患:肝硬変症、特発性門脈圧亢進症などの脾機能亢進.
D内分泌疾患:Addison病、Basedow病(Graves病).
E薬剤:アミノフィリン、バルビタール酸、砒素、抗腫瘍薬、抗甲状腺薬.
F放射線障害

●好酸球増加 eosinophilia(5%以上、700/μL以上)

[高頻度・可能性]
@アレルギー性疾患:気管支喘息、じん麻疹、薬剤アレルギー、血管炎、皮膚筋炎、
@血液疾患:慢性骨髄性白血病、Hodgkin病.
A寄生虫疾患.
B皮膚疾患:天疱瘡、痒疹、多形滲出性紅斑.
D放射線照射後.E悪性腫瘍の転移.F好酸球増加症候群、好酸球性白血病

●好酸球減少 eosinopenia(2%以下、100/μL以下)  診断的意義は少ない

[高頻度・可能性]

@諸種感染症の初期(猩紅熱、麻疹を除く):特に腸チフスでは特徴的.
A血液疾患:悪性貧血、再生不良性貧血、顆粒球減少症.
B内分泌疾患:Cushing症候群.
Cストレス
●好塩基球増加 basophilia(2%以上、150/μL以上)

[高頻度・可能性]

@アレルギー疾患:じん麻疹.
A内分泌疾患:粘液水腫.
B血液疾患:慢性骨髄性白血病、真性多血症、本態性血小板血症、骨髄線維症.
C慢性炎症性疾患:潰瘍性大腸炎

●リンパ球増加 lymphocytosis
●絶対的リンパ球増加(4、000/μL以上)

[高頻度・可能性]
@生理的:小児期.
A急性感染症および急性中毒症:伝染性単核球症(異型リンパ球増加)、百日咳、結核、水痘症後期.
B血液疾患:リンパ性白血病、マクログロブリン血症、リンパ腫.C内分泌疾患:Basedow病、Addison病
●相対的リンパ球増加(40%以上)

[高頻度・可能性]
好中球減少症を起こす場合と同様 ●リンパ球減少 lymphopenia(25%以下、1、000/μL以下)

[高頻度・可能性]
@急性感染症の初期.
Aリンパ組織の破壊:悪性リンパ腫、結核.
B血液疾患:再生不良性貧血(重症例).
C全身性エリテマトーデス.免疫不全
●単球増加 monocytosis(7%以上、1、000/μL以上)

[高頻度・可能性]
@感染症(特に発疹性感染症):結核、敗血症、水痘、発疹チフス、猩紅熱、麻疹、風疹.
A血液疾患:単球性白血病、慢性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、慢性骨髄単球性白血病.
B慢性疾患:慢性肝炎、肝硬変症、潰瘍性大腸炎.
C原虫、寄生虫

●単球減少 monocytopenia(3%以下、300/μL以下)
 診断的意義は少ない
[高頻度・可能性]
重症敗血症、悪性貧血

■白血球像(形態):顆粒球の異常

[高頻度・可能性]

急性白血病、類白血病性反応、慢性骨髄性白血病、骨髄線維症.急性白血病では白血病裂孔(中間成熟段階の細胞がない血液像)を認める
●左方移動(桿状核球の増加、後骨髄球・骨髄球の出現)
より未分化な細胞の出現を核の左方移動といいます.

[高頻度・可能性]
類白血病性反応、慢性骨髄性白血病、骨髄線維症
●中毒顆粒(細胞質の成熟不完全)

[高頻度・可能性]
重症感染症、敗血症、薬剤中毒、
■白血球像(形態):リンパ球の異常
●異型リンパ球

[高頻度・可能性]
伝染性単核球症、麻疹、風疹、帯状疱疹、急性ウイルス性肝炎、大量輸血後、結核、アレルギー疾患、薬剤中毒、慢性リンパ性白血病
★☆ 白血球 白血球分画(白血球の種類とは?
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